茨城県稲敷市 あらいやオートコーナー
これ大丈夫なのか?!今まで出会ったどのレトロ自販機よりも凄い貫録!稼働しているのが奇跡的な津上弁当自動販売機。店の場所もわかりにくく、時空の歪みに迷い込んでしまったような激渋昭和レトロ自販機コーナー! 朝8時頃~売り切れまたは20時で閉店。
ハンバーガー | トースト | そば | うどん | ラーメン | 弁当 | カップ麺 | その他 |
- | - | - | - | - | 300円 | 170円 | - |
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2009年10月 2011年5月
2011年5月21日
千葉~茨城 懐かし自販機巡り
その1 24丸昇 → その2 丸昇神栖店 → その3 あらいやオートコーナー → その4 オートパーラーシオヤ
神栖丸昇から県道50号で潮来市を経て県道5号へ、黄昏の道を走る。
国道51号の北利根橋を渡り左側を見落とさないよう注意しながら、夕陽が沈む直前にあらいやに着いた。
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何の集客的要素も全く無い国道ぎわの空き地に、物置小屋のような・・・
よほど気をつけていないと見逃してしまいそう。
しかし昭和40年代からずっと在り続ける自販機コーナーなのだ。
右側にあった黄色いカップヌードル自販機が汎用機にリプレースされていた。
お店の方によると、使い勝手が悪いらしく現在は非稼動だ。
あらいやオートコーナーの主、津上T-VM-SH3弁当自販機は健在だ。
現在のメニューはひれかつ、やき肉、とりからあげ、弁当各300円也。
自販機の内部では60℃前後に保温されていて温度計も装備している。
許可証も平成27年まで延長されていたので安心だ。
1年半振りに会いに来たが、ちゃんと動いていてくれて本当に嬉しい。
やはり実際に稼働しているというのは、モノとしての存在感が違う。
今回まずはひれかつ弁当を注文。
コインを入れて一秒もかからずほかほかの弁当が出てきた。
容器に入って更にラップで密閉されているため衛生度は高い。
ソースをかけていただきます。
食べているとちょうどお店のご夫婦が補充に来たので、お話を聴かせていただいた。
こういう渋い光景は今では自販機コーナー
くらいでしか味わえないものとなった。
無関係に通り過ぎる車列の轟音と、対照的な静寂の夕空。
どちらも激渋な旅の重要なファクターだ。
夜食用にやき肉弁当も購入。
あらいやオートコーナーから一番近い温泉あそう温泉白帆の湯でさっぱり。
午後5時以降は500円とお得な料金設定。霞ヶ浦を渡る風が最高に気持ちいい露天風呂だった。
霞ヶ浦に面した神社のそばに車を停め、冷たいビールを飲みつつ、やき肉弁当をつまむ。
付近には田んぼがたくさんあり、初夏を謳歌するカエルたちの盛大な鳴き声が心地よかった。
濃いめの味付けのおかずが、お酒類にも合いおいしかった。
一日を振り返りながら飲む一杯が最高だった。
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