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2011年6月14日 東京からの総走行距離1059.7km
2011年 6月11日~18日 東北懐かし自販機巡り
その9 雲沢観光ドライブイン → その10 オートレストランジャンボ → その11 岩瀬商店
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古びた案内看板を頼りに県道274号を二戸駅方面へ向かうと・・
緑豊かな好環境で営業しているゲームランドジャンボに到着。手前の建物がオートレストラン。
ゲームランドの建物はかなり鄙びている。ビニール看板も擦れて読み難い。
東北で久しぶりに新しく出会う自販機コーナーである、オートレストランジャンボ。
前を走る道は旧国道4号で、バイパスが出来る前はお店も大変賑わったそうだ。
近所のマルイ家具さんが店を管理しており、担当の方にお話を聞いた。昔は、カレーやハンバーガーにトースト、
そして川鉄のめん類自販機や、焼きそば・チャーハンの自販機もあったそうだ。
昭和の時代から30年以上の刻を重ねて、いよいよ味わい深い店内。
懐かし自販機が今も現役で稼働していることが、この空間に生命を与えている。
現代では珍しい久保田鉄工製のカップリーナ自販機。日本で最後の一台と思われる。
(丸昇神栖店のみそ汁自販機が同じ久保田鉄工製。)
直線的な枠と手書き感がかわいい電照板のデザインが最高。
500円硬貨が出る前の機械ということだ。最低でも29年経っている。
こういう古い機械を今でも置いているお店の多くが、機械のメンテを自分でしている。
先日もネットで部品を探し、温度センサーの故障を修理したそうだ。
ヌードルとぞう煮、とん汁でお湯の量が違う。
昔はこの自販機でぞう煮を売っていたのか。
傾いた〒マークではなく久。
型式NWB-F
東北では数少ない生き残りである富士電機めん類自販機。
天ぷらそば・うどんが各270円。
調理時間表示のニキシー管も完動で、あたたかい灯りに癒される。
まさに自販機的な仕上がりの天ぷらそば。
天ぷらは自家製で、にんじんのかき揚げがおいしかった。
一般的なPP丼よりもしっかりした厚みの丼で、
持ち出しに困っているそうで、ひとつひとつに名札が貼ってあった。
長い間大事に使われてきた自販機。
うどんは固めで結構太い。以前は平麺を使用していたそう。
にんじんがたっぷり入ったかき揚げの食感がよかった。
この自販機も珍しい。海外製のようだ。
ゲームランドと繋がる通路からオートレストランを見渡す。
ゲームランドには懐かしいパチンコなども。
長い時を越えて一列に並びお客を待つ自販機達。
とても豊かな時間を過ごすことが出来た。
2011年 6月11日~18日 東北懐かし自販機巡り
その9 雲沢観光ドライブイン → その10 オートレストランジャンボ → その11 岩瀬商店
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Last Updated 2021.5.3
Updated 2015.9.16
2011.11.26