昭和の雰囲気そのままの貴重なロードサイド施設。トーストサンドや麺類そして弁当類とレアな自販機グルメが存分に楽しめるメニュー豊富な店。今となっては日本中探してもここにしかないであろう貴重な「みそ汁自販機」も稼働中! 2012年4月30日閉店しました。
昭和50年代風な外観の建物。
入口から入ると早速レアな自販機が出迎える。
壁紙や照明も渋い店内に懐かし自販機がズラリと並ぶ。
汎用機VFA900、珍しい津上製作所の弁当自販機VM-SH3、SH4など
他では見られない機種が揃う。
津上の弁当自販機は非稼動も含めて4台もある。
そして幻のみそ汁自販機!
保存状態も良いこの弁当自販機はあらいやと同型だ。
トーストサンド自販機。180円と他所より安い。
麺類自販機がずらっと3台も並ぶ姿は壮観だ。
これが超レアなみそ汁自販機。
現在では日本で唯一と思われる貴重な自販機。
私が知る限りでは他ではここに残骸があるだけ。
(その後2020年に中古タイヤ市場で別の機体がレストアされて復活)
味は濃いめだったが、自販機が稼働している奇跡の前では味加減はもはや二の次の問題だ。
丸昇全景。現代にあるのが奇跡的な昭和ドライブインだ!
昭和懐かし感100%の電飾看板。周辺では震災の被害が大きかった地区もあり
店の人もこの看板が良く倒れなかったと話していた。
大地震でガラスが割れたそうだが、すでに改修済みだ。
ズラリ懐かし自販機達。
地震の際に数㎝動いた機体もあったが、機械自体は無傷で良かった。
奥には厨房があり昼時には弁当の調理で忙しい。
地震で揺れた場合に高熱の油が危険なため、一時期は唐揚げ弁当を休止していたそうだ。
富士電機めん類自販機が3台と津上弁当自販機が並ぶ光景。
左から一台ずつ順に見ていこう。
天そば専用機だった本機は現在休止中。
以前は天ぷらそば250円で販売されていた。
2台目の富士電機めん類自販機は天そばとうどんで稼働中。
各250円で今回は天ぷらそばを食べてみた。
ニキシー管のカウンターも完動。
250円で十分においしい天ぷらそばだ。
3台目のめん類自販機はラーメン専用機。
チャーシューメン300円、ラーメン250円。
何とも素敵な構図だ。
2011年の今、またこうして味わえるのは幸せなことである。
1台目の津上弁当自販機ではレトルトカレーと白米のセットを販売。
310円でほかほかのカレーライスが食べられる。
太平洋工業トーストサンド自販機。
メニューは「チーズ」と珍しい「いちごジャムバター」がある。
純正アルミ箔ではないが、丁度良い焼き上がり。
チーズトーストなのにハムも入っていて180円でお得感がある。
富士ビッテンボルグ汎用機では100円でスープ・汁系のインスタントものを販売。
2台目の弁当自販機は休止中。
3台目の津上T-VM-SH3型
唐揚げ、焼き肉、おにぎり、スパゲッティを販売中。
丸昇神栖店の目玉!みそ汁自販機も健在だ。
世界で一台しか無い貴重な稼働機である。
(その後2020年に中古タイヤ市場で別の機体がレストアされて復活)
メック周りのデザインも鄙びていて味わい深い。
みそ汁自販機はクボタ製だったんだ。
あいかわらずしょっぱいみそ汁だが・・・
今回は店の方に裏技を教わった!w
半分くらい飲んだところで「湯」専用機から再度湯を足せばちょうど良く飲めるのだ!
4台目は非稼動。
GLORY製のAE-9。この機体もあまり他では見かけない。
100円でスナック菓子を販売中。
店の方とも色々と話し込み気づいてみると3時間もいた。
店を出る頃には太陽もかなり傾き、空の広いこの地方は美しい夕暮れの時へ入っていった。
そして私はあらいやオートコーナーへ向かう。