茨城ののどかな田舎の国道123号沿いにある味わい深い自販機コーナー。 非常に残念なことに2009年には惜しくも廃業そして建物は更地になってしまった。
2007年の真夏に原付乙種のメイト80ccで野宿放浪旅に出た。
東京を発ち幹線国道を避けながら、なるべく田舎の県道などを走りつないで
初日の目的地である高萩のキャンプ場に向かう途中、
茨城県常陸大宮市、那珂川沿いのR123で
まったくの偶然に古びたオートスナックに出会った。
事前に何も知らず、いきなり目の前に自販機コーナーが現れた。
しかもハンバーガー自販機も稼働中!
とても懐かしく嬉しかった。
こんなのはもう絶滅したかと思っていたから。
最後にグーテンバーガーを食べたのは1996年、もう11年も前だった。
その間にグーテンバーガーはこの世から無くなり、
自販機コーナーもどんどん見かけなくなっていた。
真夏の午後の夏休み感溢れる中、
かなりお腹も空いていたので最高の思い出となった。
そしてこの時の無人島でのハンバーガー自販機との
再会がきっかけとなり
私は自販機コーナーのWebサイトを
創ろうと決心した。
薄暗い店内には他にもうどん・そばやカップヌードルの自販機がある。
客は自分の他には眠そうなおじさん一人だけ。
ゆっくりまったり出来た。
バーガーおじさんパネルで焼売ver.ではなく、しかも加熱時間タイマーは
赤く光るニキシー管タイプのものではなく、一昔前のデジタル時計のような
フラップボードのパタパタ式という機体はあまり見かけない。
B級感満点の箱がガコンと出てきた。
箱の画とはだいぶ違う実物。
手作り風という感じでまずくはないがうまくもない。
グーテンバーガーとは違う感じ。
この箱は永久保存したい。
味のある店の外観。
そして今回の旅の相棒YAMAHAメイト80