男鹿半島の入り口に当たる男鹿駅から船川港への広い道を行くと緩やかなカーブの途中に男鹿水産のうどん・そば自販機が
見えてくる。のんびりとした港の風景を眺めながら外で食べるのが最高に旨い。24時間営業。 公式ホームページ
この近辺の探索ではオートスナック長坂、サンフラワーなど
稼働機に恵まれず、
ここまで来て出会えて本当に嬉しい。
富士電機うどん・そば自販機とビニールの屋根、
そして木のテーブルが創出するシンプルな味わいの空間。
富士電機製めん類自販機はいったい
何度、北の厳しい冬を越してきたことだろう。
このロケーションで、たったの25秒で熱々のものを
食べられるのが素晴らしい。
500円硬貨も使用可の自販機は、うどん・そば共に250円という格安。
ニキシー管も完動で嬉しい。
天ぷらに使われている小海老の磯の香りが堪らない。
一味をたっぷりかけて、いただきます。
そばも出汁も自販機から
25秒で出てきたとは思えないほど旨い。
縄で縛られてぶら下がっている一味がワイルドだ。
専用に屋根をかけられ大事にされている自販機。
遠くまで来た甲斐がありました。
これからも末永く活躍してください。
ごちそうさまでした。
男鹿水産カニ直売所の並びに、
富士電機めん類自販機が現役で稼働中だ。
オレンジ色のビニール屋根が、のどかないい味を出している。
厳しい気候の風土で、長年大事に使い込まれてきた
富士電機めん類自販機。
ぶら下がり七味も健在。
各250円。2年前と同じ低価格は素晴らしい。
なんか丁寧な感じが漂っている。
毎日、麺の乾燥などをチェックしているそうだ。
250円とは思えないおいしさ。
東京の立ち喰いそばよりもコスパは高いかも。
(交通費を除く笑)
そばも新鮮だし、汁も濃すぎずちょうど良い味。
やはりここまで来る価値は十分にあった。
磯の香りが旅情を一層高めてくれる。
ビニール屋根はぶら下がった七味も雨雪から守っていた。
潮風にさらされて数十年。何杯のうどんそばを提供したことか。
毎日の管理も大変でやめたくなるときもあるそうだが、
願わくばこの心に沁みる風景をいつまでも残してほしい。
船川港に停泊する男鹿水産の漁船男鹿丸と、
左手奥に見えるのが店舗。
秋田県で唯一のカニ漁船で、新鮮な紅ズワイガニが見事。
なんとカニを試食させてくださった。
新鮮で上品なコクのある味わいだ。
カニミソがまた極上で、日本酒のお供に最高の一品だった。
至福の味わいをありがとうございました。
なんと9年ぶりの再会である。
今回は2018年から住んでいる北海道から本州を訪れるという昔とは逆のパターンとなった。
十勝から函館まで一気に走りフェリーで青森へ、日本海に沿って南下して
久しぶりのうどんそば自販機を味わう。
テント屋根の色もだいぶ褪せて鄙びてきている。
富士電機めん類自販機はさらに年季が入ってる。
ニキシー管タイマーもちゃんと動いていた。
なんと値段も変わっていない!
ぶら下がった七味はかけ放題だ。
味もバッチリ!懐かしの自販機そばだ。
天ぷらの脂が出汁に混ざって旨い。
のどかな5月の海を眺めながらの最高の一杯。
いつ来てものどかな雰囲気と渋い自販機に癒やされる。
男鹿半島の名物自販機コーナーだ。