山間部をくねる国道191号線から三段峡への県道249号に入り少し行くと集落への分岐があり、そこから何やら古そうな自販機が見える。昔ながらの古い酒屋の軒先に非稼働ながらとても珍しいアサヒビール自販機があった。 撤去されました。
山間部を延々走る国道191号から寄り道して三段峡への県道へ入ってみたら、
古い酒屋に渋い自販機が見えた。
店のおばさんに聞くと、もう何十年も置いてあるそうで特に撤去するつもりもないという。
おばさんも気にいってる風だった。
懐かしい日本を感じさせる渋い酒屋だ。
その軒先に溶け込むように古いアサヒビール自販機があった。
周囲の路地も旅情ある感じだ。
商品選択ボタンはなく、瓶ビールが出てくるタイプのものらしい。
側面もこれまた渋い。後ろのポスターは遙か昔に売っていたキリンのDRYだ。
ベージュと赤のレトロな色彩感と、朝陽の意匠が味わい深い。
こんな山ん中で、自販機で冷えたビール買ってシュポっと飲んだら最高だな。
500円貨の出る前の機体か。
ふくろうマークのサンデン製だ。
どのくらいこののどかな景色を見てきたのだろう。