国道13号線沿いにある激渋自販機コーナー廃墟。昭和の空気をそのまま伝える佇まいは国宝級。 2011年の今もそのままの形で保存されているが、いつまであるかわからないので早めに見に行ったほうがいい。 非稼働自販機は撤去されました。
建物だけでも残っているかなと思いきや非稼働自販機もそのまま放置されておりラッキー。
このまま文化遺産として保存して欲しいレベル。
何というかダイナミックな雰囲気の外観。
とても絵になるレアな自販機が並んでいた。
電気の入っていない店内は寒々としている。
稼働していた当時はどんなに素晴らしい自販機コーナーだったろう。
汁よけの為か下部にスカート付きのうどん・そば自販機。
あぁ是非自慢のスープを飲んでみたかった。
木目調が渋いSHARP製ハンバーガー自販機。
派手なカラーリングがナイスな初期型の自販機。
上から管が伸びてきてブスッと刺さり熱湯が注がれる仕組みになっていた。
看板の字体にも強烈な懐かしさを感じる。
国道13号沿いの史跡一里塚の大きな樹が優しい日影を作っている。
きっとオートスナックになる以前にも、旅人が一休みする茶屋などがあったのだろう。
オートスナックとして栄えたころは、明かりが煌々と照らしていただろう看板。
とても昭和らしいダイナミックなデザインが好きだ。
オートスナックの字体が大人の夜を感じさせる。
中はワクワクする自販機だらけ。
2年ぶりの再訪だが、全然変わりなく保存状態も良い。
どうしてもこの看板にじっくり見入ってしまう。
2連の富士電機めん類自販機。左側のはかなり初期のタイプだ。
2台ともメニューは同じで
天ぷらそば・うどん、各250円。
サンデン製の初期型カップヌードル自販機。
青と黄色のコントラストが70年代の青春の雰囲気を演出している。
透明フォークは自販機で食べるカップヌードルの必須アイテムではないか。
子供の頃住んでいた杉並区の商店街にも設置されていたのを思い出す。
このように保存状態の良いものは全国でも珍しい。
特徴的なのがこの給湯システム。
フタを開けずに管が貫通し給湯されるという驚きのしくみだ。
あぁ実際に動くところをこの目で見たかった。
シャープ製のハンバーガー自販機。
星崎製のものより回路が複雑だったからか、早くに表舞台から去って行った。
ハンバーガーが200円だったようだ。
昔はよく見かけた赤まむし。おやじくさい印象。
昭和のまま刻の停まった空間。
土地の広い場所柄ゆえか、廃棄されないのがありがたい。
いつかここで復活を遂げることもあるかもしれない。
いつかこのライトが点灯するのを夢見て・・・。
長野から福島、山形を経て秋田県へ。
まだ残っていた!外観は相変わらずだったが・・・
今となっては貴重な自販機たちはすべて撤去済みだった。
手書きの看板だけが寂しげに残っていた。