国道48号線沿いにある自販機そばコーナー。今や日本中探してもほとんど絶滅してしまった川鉄製めん類自販機が稼働しており、しかも全国でも唯一の手打ちそばを使用。小屋の中にはテーブルとベンチがありゆったりと自販機そばを味わうことが出来る。
24時間営業。2015年2月に非稼働となりましたが、2018年に中古タイヤ市場に引き取られ再稼働しています。
東京から400kmの道のりをはるばるやってきたが・・・
なんと!売 り 切 れ ・ ・ ・ ガ ー ン
そして翌朝リベンジすると・・・
やった!本日一番乗りでリベンジOK
ありがとう!自販機。いただきます!
周囲は清冽な山々に囲まれ素晴らしい環境に位置する。
懐かしいデザインの電光看板が、旅人の心をホッとさせる。
国道48号正面から見るとこんな感じ。
四角いランプがだんだん下に降りていって出来上がる過程を示してくれる。
上部に付けられた蛍光灯ランプが特徴的。
500円貨は使えないので注意。
朝イチで作り立てなのが嬉しい。この写真は出てきたそのままだが盛りつけも綺麗。
自販機そばとしてかなりレベルの高い仕上がり。味にも満足。
タイムトリップ感高いテーブルとベンチ。
ここで食うからうまいんだよな。
現代のプラスチッキーな物と違い金属の重厚な作り。
だから何十年も働き続けてこられたのだろう。
ごちそうさまでした。
夕暮れ時に辿り着いたアメヤ自販機コーナー。
小屋が水色に塗り直されている!
お店のご主人にお話を聞くと、
昔はハンバーガー自販機なども並んでいたそうだ。
なんと店の外観だけでなく、
川鉄自販機も赤と黄色に塗り直されている!
値段は相変わらず300円。
全国でも珍しい川鉄自販機、
そしておそらく唯一と思われる手打ちのそば。
さっぱりした出汁と天ぷらもおいしい。
そばは手打ちらしい歯ごたえがある。
暮れゆく自販機コーナー。
ピンク色に染まる夕焼けが美しい。
一刻一刻、色が変わっていく。
こんな眺めを楽しみながら食べる自販機そばは格別だった。
旅情たっぷりのアメヤ。明日の朝にまた来よう。
2009年東北自販機巡りの初日にもお世話になった
素敵なキャンプ場が今夜の寝床だ。
山形の地酒、初孫を味わう。
この辺のスーパーで普通に売っている値段も高くない一升瓶だが、
瀬音を聴きながら飲む酒は最高にうまかった。
外壁が水色になり若返った・・・自販機コーナーアメヤ。
隣接する本店。本格的な手打ちそばが味わえる。
昔はハンバーガー自販機などもあったそうだが、
現在はめん類自販機が一台。
東日本では唯一の川鉄めん類自販機。
まさかこの奥を拝めるとは!
なんと中を見せてくださるという。
川鉄自販機内部の貴重な映像を撮影!
川鉄は早々に自販機から撤退しており、部品などはもちろん手に入らない。
自力で修理して何とか稼働してきた、貴重な自販機。
丼に入ったそばは冷蔵室に並ぶ。
昔ほど売れないのでストックは多くしていない。
めん類自販機の心臓部である湯切り機構。
富士電機めん類自販機と違い、傾斜して湯切りをする仕組みだ。
自販機で手打ちそばが味わえるのは日本全国でもここだけだろう。
しかも日本に10台しか現存しない川鉄自販機から出てくるレア度も最高だ。
山形の貴重な珍名所だ。
いつまでも活躍を期待したい。
東日本唯一の川鉄自販機がついに非稼働となってしまった。
45年の永い間お疲れ様でした。
伊藤さんより画像提供いただきました。ありがとうございます。
記念として展示してくれるという自販機には当初のオリジナルパネルが装着されている。
オーナーさんの心意気が感じられる。
森田さんより画像提供いただきました。ありがとうございます。
2018年に中古タイヤ市場に引き取られレストアされて現在も稼働しています。