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島根県出雲市 コインレストラン
コウラン

出雲市斐川町の国道9号沿いにあるコインレストラン。昭和52年に開店し当時の雰囲気を色濃く残す貴重な懐かし自販機の聖地として、かつて日本で最後の川鉄カレーライス自販機と、独自に改造された富士電機めん類自販機が2台稼働していた。2020年3月に故障のためカレー機が撤去され現在はめん類自販機が1台稼働している。 24時間営業。

取材日時 2010年7月13日

東京からの総走行距離1517km

2010年7月10日~25日
西日本懐かし自販機巡り

その1 ふじさとその20 県境コインレストランその21 コウランその22 高木屋

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米子市から松江市を経て国道9号で西へと向かうが、市街地は道が混雑しなかなか進まない。
空は相変わらず暗い曇天で 運転も疲れてきた。しかしもうすぐ念願のコウランだ。
今となっては現存稼働する最後のカレーライス自販機が待っている。

出雲の山影が霧に見え隠れするなかコウランに到着。

建物の外観はそこまで古くはない感じだ。

外から見ても強いオーラを発している自販機たち。期待が高まる。

グレー1色の世界から自販機天国へ。

東京から1500km。異国の地に懐かしい自販機が並ぶ。

その中でもやはり異彩を放つ、一回り大きいカレーライス自販機。

川鉄製だがOEMで銘板にはFUJI ELECTRICの文字が。

このタイプとしては今や日本で唯一となってしまった

カレーライス自販機にとうとう出会えて喜びもひとしお。

自販機は独自の改造が施されライスとルーは別個に出てくる仕組みだ。

人生初の自販機カレーライス。出てきたライスにルーを自分でかける。
いかにも自販機らしい器も昭和感を盛り上げる。

富士電機めん類自販機はコウラン独自の電照板だが、

これがオリジナルバージョンにひけをとらない、絶妙な好デザインだ。

こちらも独自仕様の電照板でコウランでしか見られない。

うどん2種類にそば、ラーメンとメニューも豊富でしかも全て250円と安い。

本格チャーシューともやしがたくさん入ったラーメン。

地元のお客さんも手軽なのでよく食べに来ると言っていた。

店内入って左側には汎用機が並ぶ。

木目調が渋い富士電機汎用機。

シューマイややきとりが何と100円。何とも良心的な値段だ。

こちらの汎用機もメニュー豊富だ。

一番高いのが300円の五目チャーハン。地元だったら絶対通う。

とても親切で笑顔が素敵な店員さん。長旅と悪天で疲れていた私も元気パワーをいただきました。
本当にありがとう。必ずまた来ます。

2010年7月10日~25日
西日本懐かし自販機巡り

その1 ふじさとその20 県境コインレストランその21 コウランその22 高木屋

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取材日時 2012年4月15日

東京からの総走行距離949.1km

2012年4月14日~22日
西日本懐かし自販機巡り

その1 ダルマその5 小林水産その6 コウランその7 かわもと

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当サイトのランキングでも1位に入っているコウランへ2年振りの再訪となった。
また来られて最高に嬉しい!

島根県は全国でもっともハイレベルな懐かし自販機コーナーが集まっているが、
ここコウランも懐かし自販機の聖地といっていいだろう。

場末感や哀愁は無いが、扉のむこうは懐かし自販機のパラダイスだ。

2年前と変わらぬラインナップで良かった。

メインの3台は凄い存在感がある。

富士電機カレーライス自販機VFR800改。凄い技術を持った方がいるそうで、
ご飯とレトルトパックが別々に出てくるように改造されている。

以前はハヤシライスもあったそうだが、現在は全てカレー。
最近では大阪から観光バスツアーがこの自販機を見に来たそうだ。

島根県産コシヒカリ使用でご飯がおいしいので、レトルトカレーでもかなり好い感じ。

湯切り機構が大幅な独自改造された、外から見ただけではわからない超レアなめん類自販機。
ラーメン、天そばとも250円と安くてうまい。

本格チャーシューにもやしまで入って、麺もスープもいける。

こちらも湯切り機構が改造されているそうだ。
天ぷら、きつねうどんも250円。カウンターは2台ともデジタル式だ。

手作りかき揚げがはいった天ぷらうどん。

汎用機も充実している。どれもおいしそう。そして安い。
今回はばくだんおにぎりを買ってみた。100円とは思えないボリュームだった。

とても濃い2時間半を過ごした。東京からはなかなか遠いが是非また来たい。

2012年4月14日~22日
西日本懐かし自販機巡り

その1 ダルマその5 小林水産その6 コウランその7 かわもと

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取材日時 2014年6月16日

東京からの総走行距離1429.6km

2014年6月13日~22日
日本半周!

群馬~新潟~京都~
島根~山口~岡山
懐かし自販機巡り

その1 ピットイン77その11 ふじその12 コウランその13 さんべ食品

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国道9号に面し、周辺はファミレスやスーパーなどが集まる競合相手の多い地域。
幻の川鉄カレー自販機が唯一稼働する聖地として、全国から客が来るようになった。

川鉄カレー自販機と2台の富士電機めん類自販機が堂々と並ぶ。

ご飯ものや惣菜を販売する汎用機も充実。

カレー自販機に注目が行きがちだが、このめん類自販機は独自の高度な改造が施されており、
全国でも唯一のものとなっている。
天ぷらそばラーメンが各300円。ラーメンは当たり付きでチャーシュー増量だ。

初公開の内部に驚いた。本来回転式湯切りだったものが、
傾斜式湯切りにしかも川鉄式とは逆方向に傾く。(詳しくは動画を参照)

こちらも電照板、湯切り機構ともに独自の仕様となっている。貴重な一台だ。
きつね、天ぷらうどんが各300円。

こちらも回転式から傾斜式に改造されている。とてもスムースな動作に感心する。

各自販機からラーメンと天ぷらうどん。傾斜式の湯切りのため具は上乗せで、仕上がりも綺麗だ。

長年コウランの修理に携わってきた種村さんに自販機内部を説明していただいた。

今回はビーフカレー辛口400円をチョイス。

地元産の米が自販機内でのヒーター&スチームのコンボによる保温でほっかほか。
B級感のあるお皿が味わいを増す。

以前はレトルトパックの封を自動で切り落とす機構が組み込まれていたが、
開封失敗などの不具合が多くなったため、パックとご飯が別々に出てくるように改造されている。

当時使用していた刃。何度も何度も研いだという刃は変形しているが、
今でも鋭くカミソリのようだ。

内側にある制御盤。

お客も増えて大変だが頑張って欲しい最後の川鉄カレー。

2014年6月13日~22日
日本半周!

群馬~新潟~京都~
島根~山口~岡山
懐かし自販機巡り

その1 ピットイン77その11 ふじその12 コウランその13 さんべ食品

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取材日時 2017年7月6日

2017年4月27日~2018年6月12日
激渋旅 日本一周!

その1 鉄剣タローその21 五洋売店その22 コウランその23 かねか

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山陽から大雨に追われながら山陰へやって来た。3年ぶりのコウラン。

赤く塗り直されイメチェンした。

3台の名機は健在だった。

当たりつきのうどん。

当たりのとり天入り!天ぷらうどん。あっさりした出汁が旨い。

コウランの惣菜は安くて種類豊富で人気がある。

汎用機2台に惣菜が満載だ。

カレーピラフとからあげで満腹のセットになった。

付近の温泉などを取材した翌日、初めて夜のコウランを訪れてみた。

やはり自販機コーナーには夜が似合う。

電照板の灯りがさらに味わい深くなる夜。

初めてで最後となった天ぷらそばをいただく。

あっさりした薄口醤油の出汁が効いた天ぷらそば。
とても美味しかった。

その1 鉄剣タローその21 五洋売店その22 コウランその23 かねか

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取材日時 2021年3月

自販機の神・田中さんがコウランへ出張修理に!外観が赤からグリーンに変更されている。

川鉄カレー自販機は倉庫で修理を待っている。

現在は改造富士電機めん類自販機が一台のみ稼働。電照板はもともとの物に戻っている。

ラーメンときつねうどんが330円。

きつねうどんとチャーハン。

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