自然豊かな清流・錦川沿いに走る国道187号線の山間部に、鄙びた風情満点の懐かし自販機コーナーがある。島根県益田市の懐かし自販機の神・田中さんの直営店で、水害にも負けず現在でも富士電機めん類自販機が設置され、人気のスポットとなっている。 24時間営業。
いや~本当に凄い自販機コーナーが続くなぁ。
島根県~山口県は素晴らしすぎる。自然は豊かだし、人も親切だ。
岩国市から国道2号を離れ、国道187号に入るととたんに田舎の癒される風景が広がる。
清流・錦川を遡っていく
ほどに自然は濃さを増していく。
そしてカーブが続く山道の奥に、とても味のある鄙びた自販機コーナーが見えてきた。
辺り一帯ここだけ違う時空間に迷い込んでしまったようだ。
2005年の水害でかなりダメージを受けたそうだが、現在もめん類自販機が稼働中!
いつの時代の看板だろうか。賑わいの映像が浮かんでくる。
国道187号を通れば必ず目に入るこの味わい深い看板はとても日本的だ。
日本一自販機コーナーと書いてあるが、立地環境、鄙び度、味わい度ともに確かにハイレベルだ。
やはりこのめん類自販機がこの自販機コーナーの主役だ。
山間の道中、空腹の者にとってこの光景は神だ。
オアシス、にちはらと同じ職人さんによる電飾行燈。食欲をそそる豪快な字体がいい。
目立つ赤い看板の絵文字は既にアートの域に達していると思う。
行燈と自販機がとてもマッチしている。
電照板は観音茶屋オリジナルのものだ。
山の中でこんなにおいしい自販機うどんが食べられるのは、本当に幸せ。
オアシスの田中さんの味付けだからおいしい。
汎用機ではお菓子やパンを販売中。
カップ麺は200円。
とても風情ある佇まいのトタンの壁。
2m以上水に浸かり、自販機も壊滅したという。
大自然の中で昭和にタイムトリップ出来る稀有な自販機コーナーだ。
広島、岡山、そして四国の自販機を巡って再び戻ってきた。
大谷屋のご主人に聞いた恋路山トンネルを抜けて県道などを遠回りして、吉賀町の豊かな自然を満喫しつつ、
観音茶屋でラーメン、うどんを食べるために腹を空かせる。
”日本一自販機コーナー” 観音茶屋に到着。
夏の緑がまぶしく輝いている。
国道187号から県道2号が分岐するすぐ近くに観音茶屋自販機コーナーはある。
いつ見ても素晴らしいインパクトのある看板。
鄙びた山間でとても絵になる自販機と行燈。
再訪が叶い嬉しいのも束の間、次回はいつ来られるだろうか。
今日はラーメン、うどん両方を食べて、魂に味わいを焼き付けることにした。
350円の自販機ラーメン。
ぶりっとした歯ごたえの麺、田中さん特製とろけるチャーシューが最高に旨い!
至福のお兄さん。風呂桶なみの丼がほほえましい。
次は、当分は食べられないだろう肉うどん350円。
地元の醤油にこだわった出汁はまろやかで美味しい。
柚子の皮が、とても好い香りを効かしてくれた。
夏の午後の幸せ・・・。
心のふるさと日本一自販機コーナーに強い郷愁を覚える。
長沢ガーデン、欽明館と田中さん系の激渋店を巡り、ついにやってきた観音茶屋!
おだやかな春の山に現れた昭和の空間は、相変わらず素晴らしい。
桜から新緑へ、懐かし自販機巡りには絶好の季節だ。
2010年訪問時には無かった自販機をかたどった新しい看板も好い味が出ている。
オアシスやにちはらなど、田中さん系列店の看板を手がける瀬戸工芸さんに初めてお目にかかれた!
突風で飛ばされた看板の修復作業を拝見できてとても感動した。
田中さんにとってもこの自販機コーナーと看板は、我が子のように大切なものなのだ。
懐かし自販機と行燈の風情が堪らない。
もちろんこの行燈の製作も瀬戸工芸さんの仕事だ。
懐かしさと食欲をそそる手書きの字が素晴らしい。
分厚いチャーシューがとろける旨さのラーメン。
濃厚な味付けの牛肉と出汁のハーモニーが最高の肉うどん。
麺の下にセットされた具材を、田中さんが撮影用に盛りつけてくれた。
左は観音茶屋で30年以上も作り続けている森本さん。
自販機コーナー裏手には、清流・錦川が流れる。
この自然豊かな環境も観音茶屋の大きな魅力だ。
素敵な人たちに守られて、昭和の味わいを伝える観音茶屋。
また次回の訪問が楽しみだ。
付近の山々は新緑が美しい最高の季節。国道187号線は絶景好ドライブコースだ。
山の中に突然あらわれる派手な赤い看板には、昭和の手書き文字で旅心をそそるメニューが踊る。
数十年前なら当たり前だった日本の風情がほとんど消え去った昨今、この佇まいは貴重である。
数十年前なら当たり前だった日本の風情がほとんど消え去った昨今、この佇まいは貴重である。
今回は新刊日本懐かし自販機大全の取材のため、
名物看板を製作した瀬戸工芸さんのインタビューがメインとなった。
毎週数回は必ず通う田中さん。お客さんとの出会いも田中さんのいきがいだ。
どこか郷愁をさそうような看板。
デジタルな風景ばかりの現代、手書きの風情に癒やされる。
自販機なのに人情を感じさせる観音茶屋には、失くしたくない日本のこころが宿っている。
清流・錦川沿いを走る国道187号は自然豊かな好環境だ。
そして相変わらず渋い観音茶屋の看板。
道路際の看板はその後撤去された。
今回は肉うどんを食べる。他にもたくさんのお客が来ていた。
安定の旨さ。田中さんの肉うどん。
3台もめん類自販機が稼働していた全盛期の雰囲気が伝わる。
右側には津山のべんとう自販機も。
観音茶屋やオアシスの看板を昔から手がけている瀬戸工芸さんによる新作看板。
現代に貴重な味のある字を書ける職人さんだ。
国道187号のこの界隈がまた一段と味わい深い雰囲気になった。
美しい雪景色に映える観音茶屋の看板。
熱々の自販機うどん・ラーメンを味わうには最高のシチュエーションだ。
国道187号線の重要なオアシスとなっている。