懐かし昭和レトロ自販機の紹介

懐かし自販機の代表的な機械を、現在でも味わえるお勧めのお店とともに紹介します。

ハンバーガー自販機

☆ハンバーガー自動販売機

1965年に開発されたハンバーガー自販機は、硬貨を入れボタンを押すと、冷蔵されたハンバーガーが内部の電子レンジで約1分ほど加熱され、熱々ホカホカの紙箱に入った、チープなハンバーガーがゴトンと出てくる。加熱中はニキシー管やフラップボードのカウンターが秒数をカウントしたり、「加熱中」と赤いランプが点滅するタイプなど幾つかのバリエーションがある。製造は星崎電機でOEMで富士電機が販売していた。関東地方ではグーテンバーガーというマルシンの商品が大人気で70~80年代には至る所に自販機を見かけたが、2002年に撤退後は急速に絶滅危惧種となっていった。現在では秋田、岩手、群馬、富山、京都、鹿児島で稼働しているが合計20台に満たない。そして西日本ではほぼ絶滅状態である。

ブックス紀ノ屋佐原商店しらいしや富田町自販機コーナー
ピットイン77太田店オレンジハット藪塚店オレンジハット茂呂店
オレンジハット沖之郷店ドライブイン七輿鉄剣タロー頼成山
ドライブインダルマ阿久根商店  など

トーストサンド自販機

☆トーストサンドイッチ自動販売機

1974年、西ドイツ・ヘス社の特許実施権を取得した太平洋工業設計によるトーストサンド自販機。商品は食パン2枚にハム、チーズ、ツナ、コンビーフなどの具を挟み、トーストサンド専用のアルミ箔(市販のものより厚手に出来ている)で包まれ冷蔵されている。硬貨を入れボタンを押すと、自販機内部のヒーター(電子レンジではない)で1分ほど加熱され、持てないくらいに熱々の状態で出てくる。 アルミの包装を開けると香ばしい色に焼き上がっている。最近では専用のアルミ箔の入手が難しくなっていて店によっては市販品で代用しているところもある。専用のアルミ箔には懐かしいデザインでトーストサンドと印刷してあり、つい捨てられなくて持って帰って来る人も多いだろう。やはり群馬には結構残っているが、西日本では高知に一台稼働しているのみとなってしまった。

ポピーとよさか公楽園丸美屋オレンジ353富田町自販機コーナー
オレハ藪塚店オレハ茂呂店オレハ沖之郷店オレハ前橋北店
オレハ
新町店ピットイン77太田店コルソ高崎店ドライブイン七輿
ビックチェイス富岡店COSMOS鉄剣タローオートパーラー上尾
24丸昇丸昇神栖店PLAZA など

富士電機めん類自販機

☆富士電機めん類自動調理販売機

硬貨を入れてボタンを押すとたったの25秒で熱々のめん類が出てくる。主なメニューは天ぷらそば・うどん、ラーメンで、西日本に行くと肉うどん・そばも多い。味は各店によってかなりの差があり、地方によって出汁やつゆの色の違いを楽しめる。冷蔵されてプラスチックの丼にセットされた麺と具に、熱湯を注ぎ、丼ごと脱水機のように回転させて湯切りを2度もするというダイナミックな調理法なので具が麺の下に隠されていたり、具が飛び出してしまうこともあるが、それもまた微笑ましい光景だ。
初めは食べるのに勇気がいるかもしれないが、ハマると実は一番奥が深いかもしれない。西日本のめん類は全般的にレベルが高く、特に島根県は素晴らしい。

ベンダーショップ275風車男鹿水産佐原商店雲沢ドライブイン
ジャンボペガサス 24Hサクライポピーとよさか丸美屋
ジョイフル24ビックチェイス神川店COSMOS、、丸昇神栖店
オートパーラーまんぷくオートパーラーシオヤそば処ふじさと
石田鶏卵コインスナックふじドライブイン日本海後藤商店
オアシス観音茶屋欽明館 御所24長沢ガーデン五洋売店
福原酒店阿久根商店 など

川鉄めん類自販機

☆川鉄めん類自動調理販売機

川鉄のめん類自販機は富士電機のものと湯切り方法が違う。熱湯が注がれた丼を傾ける機構により、湯切りしそれを2回繰り返す。回転式に比べると穏やかなので、出来上がりの見映えは良い。しかし回転式の湯切りの場合、程良く麺がほぐれるという長所もあるので、一長一短である。この自販機もかつては全国で見られたが、現在はほとんど姿を消し絶滅危惧種となっている。京都のドライブインダルマでは、この貴重な自販機が3台並んで稼働している光景が現在でも見られる。最近では韓国に輸出され使われているという。

ドライブインアメヤドライブインダルマ大久保自販店 など

川鉄めん類自販機

☆シャープ食品自動販売機

シャープの自販機は、工程をカムスイッチで制御する富士電機や川鉄の自販機に対し、半導体にて制御し末端部品も100V 24Vが使用されていた。修理の際に複雑なうえ部品の調達も困難となり、他の自販機に比べ早くその姿を消していったといえる。めん類自販機は富士電機、川鉄の湯切り方式とも違い、回転しながら傾くという三次元回転方式が採られていた。現在では絶滅寸前で全国を探しても稼働機は埼玉に一台のみとなった。貴重な最後の一台として頑張ってほしい。
残念ながら2011年まで稼働していた最後の一台は撤去された。

CityBoy

津上べんとう自販機

☆津上べんとう自動販売機

この弁当自販機は自販機の中で特に調理が行われるわけではなく、あらかじめ作られた弁当を保温する機構になっている。硬貨を入れボタンを押せば、ほぼ同時にドサッと弁当が出てくる。中身は設置している店によって独自のメニューとなっている。この自販機も現在ではほぼ絶滅しており、千葉~茨城の数軒で稼働している以外に生存報告はない。
そのうちの一軒、あらいやオートコーナーでは、ボロボロになった自販機が今なお稼働しており、名物自販機としてテレビでも何度も紹介されている。

あらいやオートコーナー丸昇神栖店24丸昇

星崎かき氷自販機

☆星崎かき氷自動販売機

夏には大人気のかき氷自販機。大きな音と共に目の前で氷が削られて出てくるところは迫力がある。カップに余るほどの氷が出た後にシロップがかかって完成。フレーバーは3種類あり、カップ1杯100円程度である。
この自販機も現在はほぼ絶滅しており、実際に稼働するものは群馬に数台残るのみとなっている。

オレハ藪塚店(撤去済み)オレハ沖之郷店(撤去済み) 
コインレストラン池内(非稼動)小林水産直売所(非稼動)など

その他の珍しい自販機 コインレストランコウラン コインスナック御所24 丸昇神栖店

☆その他の珍しい懐かし自販機

カレーライス自販機(左)は川鉄製で現在日本に一台しか稼働するものはない。この機種は本来はレトルトパックのカレーがご飯にかかった状態で出てくる構造だったが、現在稼働しているものは別々に出るように改造されている。

コインレストランコウラン

ボンカレーライス自販機(中央)はサンデン製で稼働するものは四国に一台あるのみだ。温かい白米とボンカレーレトルトパックが自販機の中で保温され、硬貨を入れボタンを押すとすかさず出てくる仕組みだ。

コインスナック御所24

みそ汁自販機(右)はクボタ製でやはり現在では日本に一台しか稼働するものはなく、非常に貴重なものだ。粉末状のみそ汁の素と熱湯が紙カップに注がれ5秒ほどで完成。

丸昇神栖店 (閉店)小林水産直売所(非稼動)

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Last Updated 2016.3.12

Updated 2015.12.12

Updated 2012.3.19

2011.1.23